この世に雑用などない
この日、一番大きな仕事は、翌日、某企業にて行う打ち合せの資料作り。もはや、秘書などいない僕は、当たり前だが、コピー(しかもコンビニ、面倒臭い(涙)やホチキスとめもすべて自分でやらなければならない。
多少慣れたが、フリーになって10ヶ月も経つのに、相変わらず、宛名書きなどのパソコンを使わない仕事は、どうしても好きになれない。
その後、精神バランスをとるため、パソコンを使った仕事。そう、月1連載のエッセイの執筆にいそしむ。3/24発売のエッセイを1/6に入稿してしまった。編集長も驚いていることだろう。
夜、旧友から電話がある。昨年、僕が巻き込まれたさまざまなトラブルを、僕がWebで発表しているエッセイや、別の友人から聞いていたらしく、「電話をしたかったけど、気の毒でできなかった」と言ってくれた。
しかし、電話の最後には、「自由に楽しく、前向きに生きてるお前が羨ましいよ」と、遅ればせながら、僕の再出発を彼なりのことばで激励してくれた。幼なじみはいいものだ。
この日も、今一つ、仕事にエンジンがかからなかった気がしたが、実は、結構することはしている。ただ、仕事内容が、上述のとおりパソコンを使わない雑用だったからそう感じるのだろう。
いやいや、この世に「雑用」などありはしない。「雑」にやるから「雑用」なのだ。打ち合わせのために、心を込めてコピーをとって資料を作った。尊い仕事である。
1件、出版社から返事の来ないメールがある。何とも気にかかるが、週明けまで待って、お返事をいただけなかったら、電話してみることにしよう。
