ふるさとは近くにありて思ふもの
ボクが「東京のお父さん」と慕っているKさん。静岡県の三島から東京の港区に移り住んで17年目だそうだが、彼が発見したある法則。それは・・・。
東京より東がふるさとの人は東京の東側に住みたがる。西がふるさとの人は西側に住みたがる。本人は意識していなくても、7割くらいの人がこの法則に当てはまる、と彼は言う。
東京は、ご存知のとおり、地方出身者で溢れる街だ。東京で生まれ育った生粋の江戸っ子はどれくらいだろう。2割もいないのではないか。実際、東京で出会った50人ほどの友人・知人のほとんどが地方出身者だ。そこで、思いつく限り、出身地と東京での居住地を符合してみた。すると・・・。
秋田出身のあの人は上野。北海道出身のあの人は秋葉原。関西出身のあの人も、この人も中野。九州出身のあの人は世田谷などなど。なんと、7割どころか、9割もの人がKさんの法則に当てはまるではないか。
かく言うボクも、上野や秋葉原のような山手線の右側には住みたくない。なぜなのか、自分でも理由がわからなかったが、恐らく、少しでも静岡のそばに住みたい、という意識が働いているのだろう。これは、凄い発見である。
このブログを読んで、「なるほど」「確かに!」と思った地方出身の東京都民は少なくないはずだ。
「ふるさと」と言えば、北海道は言うまでもないが、東北、関西、四国、九州の人たちは、出身県が同じ人はもちろん、同じ地方であれば「同郷」と認識するようだ。福岡と鹿児島の人が、「九州ですか! 私もです!」なんて会話をしている場面は何度も目にしてきた。
しかし、静岡県民は違う。静岡は東海地方だが、正直、愛知も三重も「同郷」と思ったことはない。まるで、静岡だけどの地方にも属していない、独立王国のような感覚を、ボクたち静岡県民は持っている。
もっと言えば、面積が広く、横に長い静岡県に住むボクたちは「部」を非常に重視する。ちなみに、ボクの富士市は東部だが、西部の浜松出身の人が同郷という感覚はない。富士市から見たら、浜松は東京よりも遠く感じる。方言も違う。
そんな意識を考慮してか、昨年、港区で開かれた「静岡県ふじのくに交流会」に出席したとき、リボンが4色用意されていた。伊豆地方、東部、中部、西部と、それぞれが違う色のリボンを付けて、会話がより弾むように、という計らいである。
その分、沼津や三島など、同じ静岡県東部出身と聞くと、非常に親近感が湧くわけだが・・・。
今日は、以前このブログで書いた、麻布の隠れ家に行った。「姉さん」ことその店のオーナーは、警備の関係上ここには記せないが、近日中に、某所でクリントン元大統領と一緒にティーパーティーを開くそうだ。美空ひばりさんの息子さんの結婚式でも、松竹梅の竹。主賓席の隣の最前列のテーブルに招待された大物だが、そんなセレブが2時間もボクの話し相手になってくれた。
ボクとは親子ほども歳が離れているが、「姉さん」とは何時間話していても飽きることがない。
もっとも、向こうは大物なので、ボクが話を聞いて飽きないのは当たり前だが、なぜ「姉さん」がボクの話に飽きないのか。理由はわからないが、これが「相性」「波長」というものだろう。
冒頭のKさんもそうだが、歳の離れた友人に恵まれているボクは幸せ者だ。
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