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無礼な外科医

耳の抜糸をしました。

気になるのは傷口です。

早速、鏡で見せてもらったのですが・・・

最悪の事態、耳の形が変わっている、という状況ではありませんでしたが、やはり、傷口はかなり酷いです・・・

「先生、この傷口、治るんでしょうか?」
「え? 治りませんよ」

「薄くはなるんでしょうか?」
「さぁ?」(とっと出て行けという顔をしながら)

「この傷では困るんですが」
「怪我したあなたが悪いんでしょう!」

そう言うと、その外科医は、看護師に、「次の患者入れて!」と指示を出します。

例外なく全員がそうだとは言いませんが、総じて、外科医というのはがさつだと言われます。
ざっくり切れていた部分がくっついたんだから、それでいいじゃないか、というわけです。

しかし、耳とはいえ顔の一部です。
ボクは、タレントでも俳優でもモデルでもありませんが、生きていれば、歯を磨く時、顔を洗う時、髪の毛をとかす時、一日に何度も鏡を見ます。
そのたびに、このむごい傷が目に飛び込んでくる。

その心理的ショックなど、外科医にはどうでもいいのでしょう。
審美的なことなど、外科医にはどうでもいいのでしょう。

納得のいかなかったボクは、この外科医にバトンタッチするまでの最初の1週間、毎日、消毒をしながら経過観察をしてくれていた内科医に相談したいと、受付に申し出ました。

受付の方は、最初、困っていましたが、ボクが、耳の傷口を見せて、「これをほうっておけと言うんですか?」と言うと、内科にボクを回してくれました。

その内科医は、ボクを見ると、
「あれ、抜糸が済みましたか。傷口がちょっと酷いですね。薬は出ましたか?」
と聞きます。

「いえ、何も出ていません」と答えると、ケロイドなどの治療に使う塗り薬を処方してくれました。

「これを塗りながら、大変だけど、1週間おきに患部を見せていただけますか? 2ヶ月もすれば、目立たなくなる程度に傷口は薄くなると思いますが、どうしても傷口が残ってしまっても、今の時代、この程度の傷は何とでもなりますよ」

非常にやさしいことばをかけてくれたのは嬉しいのですが、そもそも、この薬を出すべきは、最初の外科医じゃなかったのでしょうか。

医者の世界の事はよくわかりませんが、ボクに言わせれば職務怠慢ですね。

今後、怪我をしても(もうしませんが)、あの外科医にだけはお世話になりません。

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