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昨日よりも慌しい一日

夕方4時、昨日お会いしたプロデューサーからお電話があった。

「6時に池袋で会えないか」

というものだった。

まだ4時である。池袋までは約40分。余裕である。
その旨を伝えて、とりあえず、着替えを始める。
しかし、それから数分後・・・

東京に越してきてから驚いたのは、とにかく地震の多さ。
震度3の地震を7、8回は経験しているだろう。
東海沖地震が心配される静岡でも、こんなに地震はなかった。

それよりも、マンションの高層階に住んでいるボクには、揺れの感じ方が違う。
+1くらいの揺れを感じるのである。
すなわち、気象庁の発表は震度3でも、ボクには震度4くらいに感じる。

そして、その震度4の揺れには慣れっこになっていたボクだが・・・

激震に襲われた。
ついに来たか!と思った。

明らかに、いつもの震度3(体感は震度4)とはスケールが違う。

慌ててテレビを付けて納得。
震度5・・・

瞬間的に、交通機関の麻痺が頭をよぎる。
しかし、そんなことも言っていられない。
6時に池袋に行くと約束したのだ。

とにかく、早めの行動が必要だ。
慌しく準備を済ませると、5時よりはるか前に家を出る。

そこで、最初の難関だ。

なんと・・・
エレベーターが動いていない_| ̄|○

下まで歩いたら、10分はかかる。
でも歩くしかない。
このとき、遅刻を覚悟したボクは、プロデューサーに携帯電話を入れるが、混み合っていて、まったく電話はつながらない。

電話をしながら、トボトボと地上に立つと、8割くらい諦め気分で駅に向かう。
案の定、地下鉄は動いておらず、地上にまで人が溢れていた。

一応、いつ頃動くのか、窓口に聞くが、まったく見当がつかないとのこと。

こうなれば、当然、タクシーである。
タクシーを拾いやすい場所まで行くと、いつもは無人、いてもせいぜい2、3人の場所に、すでに50~60人の人だかり。
みんなタクシーを待っている。

遅刻が確定的になった瞬間だ。

そして、再度、携帯電話で連絡を試みるが・・・、つながらない。

迷いに迷い、「遅刻しても、とにかく池袋に向かおう」と列の最後尾つくが、列は一向に短くならない。

見ると、タクシーは走っているが、みんな、人を乗せているのだ。
これでは、道も大渋滞だろう・・・

列の長さが3分の2くらいになったとき、まだ、ボクの前には20~30人がタクシーを待っているとき、ついに約束の6時だ。

なんとボクは、1時間半もかかって、自宅から200mしか進めなかったのだ。

諦めて家路に付き、マンションのエレベーターの前に立って唖然・・・
まだ、エレベーターは復旧していない。

管理人さんに聞くと、「階段で上がってください」という _| ̄|○

とんでもない苦行である。
しかし、それしか方法はない。

6時20分頃、やっと部屋に戻って電話をしたら、奇跡的に電話がつながった。
事情をプロデューサーも理解してくれて一件落着ではあるが、人災、天災に対して、首都の交通網はこうももろいのか。

色々な思いが頭を駆け巡った一日だった。
これで、霞ヶ関や銀座あたりで地下鉄テロでも起きたら、真面目な話、東京の政治経済、いや、日本の政治経済は麻痺すること必至である。