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うら騒ぎ

井川遥出演の舞台、「うら騒ぎ」を見た。

井川遥の舞台は、ナレーション出演の「オキシジェン」を除き、すべてを見ている。

ちなみに、ボクの数少ない自慢の一つは、井川遥初舞台の「HAKANA」を最前列の真ん中で見た事、だったりする。

その後の「美しき者たち」「見よ、飛行機の高く飛べるを」、そして今回の「うら騒ぎ」と4つ演目を、すべて、初日と千秋楽に見るようにしてきた。

初日に続いて2度目となる「うら騒ぎ」だが、とにかく面白い。細かいことを記せないのが残念だが(時間の都合と言うよりも、あの面白さを文字で表現できないのである)、結局、舞台が面白いかつまらないか、演出によるところが大きい事がよくわかった。

その演出は、みなさまご存知、白井晃さん。名前は知らなくても、王様のレストランや古畑任三郎など、三谷脚本の番組で見ているはずだ。

この演出家が、この舞台では演出家役として、なんと、客席から舞台に向かって指示を送る。
これだけでも、斬新である。
面白い。

これは、どたばたコメディーで、そのどたばたは、舞台裏の喧嘩が原因なのだが(なぜ喧嘩するのかと言うと、演出家が井川遥と美術担当の女性と二股かけていたなど、色々事情があるのだ)、舞台から引っ込んだ役者達は喧嘩に追われ、肝心の舞台は段々と段取りどおりに進まなくなっていく。

たとえば、置いておいたバッグがなくなっているはずなのに、それが置かれていたり・・・
本来は、「バッグがない!」と言わなければならないのに、バッグがある。
さあ、どうする、井川遥!
すると、井川遥は、もう半狂乱状態で「バッグがない!」と怒鳴る。

このように、臨機応変にセリフを変えながら対処する他の役者を横目に、井川遥は、決まりきったセリフを精一杯話すことしかできないという役柄で、そのために、舞台は益々ハチャメチャに。
これが、ぶっ飛ぶほど面白いのである。

井川遥は、アフリカのつめで新境地を開いた感があったが、仲間由紀恵のように、美しくて面白いコメディエンヌを目指して欲しい。

2006年には、HAKANAを初演した2001年当時のあの大フィーバーよもう一度!
といいたいところだが、アサヒビールのキャンギャル時代からのファンとしては、後から騒がれるのは、正直、あまり愉快ではないんですよね・・・。
みなさんも、自分がいち早く眼をつけた物が後からブレークして、嬉しいような、悲しいような、という気分を味わったことがあるのではないでしょうか。

と、井川遥の舞台を見に行ったボクに朗報が!
何と、今年もまたファンの集いに当たってしまったのである\(^o^)/
(毎年当たるけど、本当に、あれは抽選なのだろうか・・・)。

今月は、まさしく、井川遥月間となった。
嬉しい限りである。