偉人の人生だけが劇的なわけではない
拙書、『人生は数式で考えるとうまくいく』のセールスが、おかげさまで、そこそこ好調なのは、一にも二にも、書いた人間が「偉人」ではないからだと思います。
これは持論ですが、正直、偉人に学ぶことって少ないんですよね。
彼らは、自分の力ではどうにもならない、生まれ持った「素質」に恵まれ、かつ、「偶発的な要因」にも恵まれています。
「運も実力のうち」
これは、とんでもない大嘘です。
「実力ではないから運なのです」(笑)
それに、偉人ばかりが努力をしているかのように、そして、凡人は努力が足りないかのように言う人がいますが、これにも異を唱えます。
毎日、すし詰めの満員電車に片道1時間半も揺られて、これでも凡人は努力していない、とでも言うのでしょうか?
ダウンタウンの松本さんが以前、「アイドルは睡眠3時間、分刻みの殺人的なスケジュール、なんて大嘘だ。俺に言わせれば、俺の友達のサラリーマンの方が数百倍努力している」と言っていましたが、これが、真理なのだと思います。
ボクたちは、名もなき人の人生、一見平凡な人生からでも、多くのことが学べると信じています。
いえ、むしろ、偉人の伝記なんかよりも、こうした人から学ぶことのほうが多いと感じます。
そこで、本日は、素晴らしい本をご紹介しましょう。
この本では、5人の「名もなき人」が登場します。
みなさん、偉人でも著名でもありません。
しかし、一見、平凡なその人生からは多くのことが学べます。
モチベーションが高まって、高まってどうにもならないときや、子どもの頃なら偉人の伝記もいいでしょう。
ただ、今の日常を少しだけ充実させたい。
そんな方にはぜひお読みいただきたいと思います。
そして、本書を読むと、その筆力に驚かされることでしょう。
著者の松山淳さんの筆致には、ただただ脱帽です。
ボクも、頑張って、こんな文章が書けるようになりたいと強く思いました。
本当にお勧めですよ! みなさま
