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今年最高の1冊 『ヒルズ黙示録』

今日の本は、自信を持ってお勧めします!

『ヒルズ黙示録―検証・ライブドア』
大鹿靖明 (著)
朝日新聞社

物語の主人公は大きく分けて3人。
堀江貴文(ライブドア)
三木谷浩史(楽天)
村上世彰(村上ファンド)

なぜ、ライブドアは粉飾決算をしなければならなかったのか?
そして、なぜそれは見破られたのか?
本当に、堀江氏は何も知らなかったのか?
本当に、堀江氏たちは海外に700億とも言われる隠し資産を持っているのか?
今後、裁判の行方はどうなるのか?

昨年のニッポン放送をターゲットにした劇場型M&A
裏の仕掛け人は果たして誰か
そして、その仕掛け人に裏切られたライブドア

その後、TBSの買収に乗り出した楽天
この仕掛け人は誰なのか?
なぜ、楽天は、予定外の買収に関する記者会見を開かなければならなかったのか?
情報をマスコミにリークしたのは誰か?(ものすごく意外な人物)
この先、楽天とTBSはどうなるのか?

そして、阪神に触手を伸ばす村上ファンド・・・

まったく別々の人生を歩んでいた登場人物たちが、株主資本主義の旗の下、しだいにその人生が交錯して行き、ついにはヒルズに集結するに至るその人間ドラマを描ききったド迫力の1冊。

朝日新聞社のAERAの記者の渾身の取材によって明らかになる多くの真実。
その取材力たるや、まだ大蔵省勤務時代の片山さつきにまで言及するほどの緻密さ。
インタビューなどで裏取りのきちんとなされた取材は圧巻。

あの日、あのとき、マスコミ報道の裏で、誰が誰と何をしていたのか。
そのすべてが明らかにされています。

本書を読めば、これから、株主資本主義の思想に傾き始めた日本で何が起こるのか。
大方のことは予想がつくでしょう。

ビジネスパーソン必読の1冊。

そして、今年読んだ中で、迷うことなく「最高の1冊」に本書を挙げたい。

ぜひ、みなさまも読んでみてください!