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2006年12月25日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(57)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第57話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(22)

 「奴隷とは、労働力の所有権を強奪された人である」

 奴隷は、悲惨な話ではあるが、労働力の所有権は剥奪されてしまっている。セルDVDの「役割」と「物質」の所有権が購入者にあるように、奴隷の「労働力」の所有権は主人の側に移ってしまっているからだ。

 このとき、確かに奴隷という人間本体、すなわち「物質」も主人の所有物となっているが、「役割」と「物質」は一つの中に内包されてしまっており、二つをシールをはがすがごとく別々にすることはできない。あくまでも主人の所有目的は「労働力」であり、人間本体は勝手にくっ付いてきたしまったものである。

 だからこそ、私は奴隷を冒頭のように定義したのだ。奴隷が剥奪された「自分自身」は、主人の所有欲を満たすものではなく、奴隷の定義に含めてはならないと私は考えたしだいである。

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2006年12月21日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(56)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第56話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(21)

 一方、この章の最初に提起した「奴隷」であるが、奴隷の場合はレンタルDVDではなくて、セルDVDの場合と同じ、と考えてよい。

 すなわち、主人が本来欲しいのは、奴隷の「労働力」という「役割」だが、「労働力」を「借りる」のではなく「所有」しようとすれば、残酷ないい方になってしまうが、嫌でも「人間本体」という「物質」までくっ付いてきてしまうのである。

 しかし、そうなると、主人は奴隷を働かせ続けるために、その「物質」の維持の心配、すなわち、「奴隷」の衣食住の面倒を見なければならない。

 いかがだろうか。これで、このエピソードの冒頭で私が提示した奴隷の定義にご賛同いただけるであろうか。

 「奴隷とは、労働力の所有権を強奪された人である」

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2006年12月20日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(55)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第55話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(20)

 実は、資本家と労働者の関係も、このレンタルDVDと同じなのである。

 「資本家は、労働者の持つ能力を、一日八時間、週五日間などのように、時間決めで買い取っている。決して、労働者本人を買っているわけではない。

 そして、買った以上は、実際にその労働力を消費する。すなわち、働かせるわけである。

 さらに言えば、このとき、その労働力の所有権はあくまでも労働者にある。労働者は、時間決めで労働力を売り、それを買った資本家が、やはり契約時間の範囲内でその労働力を消費しているに過ぎないからだ。

 「労働者は労働力の所有権は放棄していない」

 ここは押さえておきたい。

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2006年12月19日

トークショーの写真が届きました

一昨日のブログで書いたクリスマスパーティーでのトークショーの写真が大量に手元に届きました。

ご本人の許可をいただいた3枚だけアップします。

aota.jpg

この写真、ボクが笑っていませんが、一昨日のブログで書いた通り、控え室に青田典子さんがいることがバレてしまい、かなり焦っているためです。


party2.jpg

party3.jpg

この2枚の写真は、トークショーの模様ではありません。
主催者の最後の締めの挨拶を盛り上げようと、ボクとケビンさんが飛び入り参加した時の模様です。

一番欲しい写真は、トークショーの前にケビンさんと臼井先生とボクと3人で控え室で撮った写真なのですが、誰が誰のカメラで撮ってくれたのかわかりません。

明日、ケビンさんに会うので聞いてみます。

2006年12月18日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(54)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第54話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(19)

 先日、私はTSUTAYAで、「一度見たいな」と思っていたDVDを借りた。そのときに、「何度も見たいな」と思っていたDVDもあったので、そちらは買うことにした。

 さて、このDVDだが、これはデジタル信号が記録されたメディアという「物質」である。と同時に、映像を楽しませる、という「役割」も持っている。

 本来は、その「物質」には魅力はない。ただ、「役割」を買うと、勝手に「物質」がくっ付いてきてしまうわけである。DVDの場合には、それが再生されたときに目と耳に飛び込んでくる映像と音が目的であり、その目的を満たすのがDVDの「役割」だが、「何度も見たい」と思って購入すると、勝手に、メディア(物質)までくっ付いてきてしまうのだ。

 一方、DVDを借りるというのは、返却することを前提に、一定期間映像を楽しむためにDVDの「役割」を借りることに他ならない。そして、そのDVDを見たら返却する。もちろん、このときにメディアという「物質」も一緒に借りるわけだが、あくまでもこの「物質」の持ち主はTSUTAYAである。

 要するに、DVDを借りるケースでは、私たちはDVDを見る、すなわち、DVDの「役割」を消費するが、DVDという「物質」を消費することはできない。

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2006年12月17日

クリスマスパーティーにてトークショー

12月15日は、クリスマスパーティーに参加しました。

最初から参加を楽しみにしていたのですが、1週間ほど前に、パーティーの中のメインイベント(?)とも言えるトークショーに出演させていただく事になりました。

「マネーの虎」でお馴染みの臼井社長、国際コラムニストでタレントとしても著名なケビンさん、そして、有名かどうかはなはだ疑わしいのですが(^_^;)、IT出版業界の著名人と言うことでわたくしこと大村あつし、3名のトークショーです。

さて、ここで、パーティー会場の間取りを説明するので、ちょっと頭の片隅に入れてください。

パーティーは六本木ヒルズ最上階の「ヒルズクラブ」の夜景の綺麗な広いバー(バーの名前を忘れました(笑)で行われたのですが、そこに隣接するように、バーよりは幾分狭い、しかし、打ち合わせにはもってこいの部屋がありました(恐らく、通常は、そこも何かのバーが営業しているのでしょう)。

で、メイン会場のバーとこの隣接した部屋は、扉が開けっ放しの状態になっていました。もちろん、メイン会場からは見えないのですが、カウンターの横を通れば、誰でも、この隣接した部屋に入ることができます ← これがポイントです

さて、スタッフの控え室及び、トークショー出演者(ボクたち3人)の控え室になっていたその部屋ですが、とりあえず、盛り上がっているメイン会場を横目に、ボクたちは控え室でお茶を飲んでいました。

そして、ケビンさんといろいろ話をしていたのですが、ひょんなことから、タレントの「バブル青田」こと青田典子さんの話になりました。
詳細は省きますが、ボクも青田さんのことは知っており、先日の誕生日にプレゼントを差し上げたばかりです。

で、「この控え室に裏口から入れれば混乱はないだろう」ということで、急遽、青田さんを呼び出しました。

幸いな事にその時間はオフで、青田さんはすぐにヒルズクラブに駆けつけてくれました。
エレベーターに乗る前に電話をもらい、ボクとケビンさんでエレベーターの前まで迎えに行き、裏口から控え室に招き入れ、一応、主催者にも青田さんが来た旨、告げて、その後は3人で雑談をしていました。

先日差し上げた誕生日プレゼントのこと、CDのことや青田さんのチワワのこと、共通の友人のことなどなど。

しかし、この後、ハプニングが起きてしまったのです(汗)

上述の通り、控え室には誰もが入ることができます。しかも、控え室は立派なソファーや灰皿の置かれたテーブルがいくつもあり、立ち疲れた人には絶好の休憩ポイントです。

何気なく、その休憩ポイントに足を踏み入れると、そこには、いないはずの青田典子さんがいる。あっと言う間にその情報がメイン会場に伝わり、たちまち、控え室はさながら

青田典子握手会&写真撮影会

になってしまいました・・・。

申し訳ないと思いつつも、肝心のボクとケビンさんはトークショーに出演するために、人の流れに逆らうようにメイン会場へ。

(これは帰りがけに青田さんに聞いたのですが)一人では対応しきれないと思った青田さんは、急遽、友人の○○さんを呼ぼうとしたそうですがつかまらず・・・

トークショーが終わったボクとケビンさん、そして主催者が、すかさず、青田さんをお見送りしました。

食事はおろか、お酒の一杯も振舞うことができずに、これは、さすがに失敗でしたね(涙)

ただ、それでも、

「ヒルズクラブに来たの初めて」

と無邪気に笑いながら、次々差し出される握手に応じてくれた青田さんは、本当に素敵な人だと再認識しました。

肝心のパーティーも大盛況で、青田さんを見送った後は大いに楽しませてもらいました。

そのときの写真があるそうなのですが、まだ、ボクの手元には届いていません。
届きしだいアップします(^o^)

ボクも、そろそろ、デジカメを持ち歩こうかな・・・

2006年12月15日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(53)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第53話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(18)

 そして、彼の労働力の「使用目的」。これは、まさしく「働くこと」である。パンが食べるために存在し、マフラーが首に巻くために存在しているように、労働力は労働するために存在している。すなわち、労働力の使用目的は「労働」なのである。

 さてさて、ちょっと面白くなってきた。一見同じモノに見えるこの「労働力」と「労働」。ところが、両者はまったく別モノであり、なんと、「労働力の使用目的を消費することが労働」だったのである。

 こうして、「労働力」と「労働」は別モノであることに気付いたことによって、その後の経済学は急速に発展を遂げることになる。

 「労働力」と「労働」の違い。これに着目したマルクスってやっぱり凄い、と思うのは私だけだろうか。いずれにせよ、経済学史に残る大発見であったのは衆目の一致するところである。

 どうやら、手品のタネは見えたようだ。

 「労働力」は「商品」である。

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2006年12月14日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(52)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第52話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(17)

 この労働力には、パンやマフラーと同じように「価値」がある。

 パソコンを習得するために彼がそれまでに費やした時間や費用。また、デザイン力を身に付けるためにこれまでに積んだ経験。こうしたモノが彼の労働力を支えており、それがそのまま彼の労働力の「価値」として反映されるわけだ。

 このことは、実際に、彼の労働力の「価値」によって、彼がもらえる「賃金」の多い少ないが決定することからもおわかりいただけると思う。

 どうやら、労働力が「商品」の条件である「価値」を持っていることは間違いなさそうだ。となると、もう1つの条件である「使用目的」を労働力は持っているのか。それを有していれば、労働力は「商品」ということになる。

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2006年12月13日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(51)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第51話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(16)

 チェアーズの資本家は、会社の設立にあたって、パソコンで商品デザインができる人を探していた。こうした人材を雇わなければ椅子の設計ができないからだ。

 すると、タイミングよく、パソコンに精通し、デザインもできる男性が「私を雇ってくれ」と応募してきた。

 さて、このとき、チェアーズが彼を採用するかしないか、この判断基準はどこに求められるだろうか。

 彼がスポーツが好きとか、歌が上手い……、なんてことはこの際どうでもいい(にも関わらず、履歴書にはなぜか「趣味欄」なんてスペースがあるが)。

 ポイントはただ一点、採用の判断基準は、彼のパソコンの能力およびデザインセンスである。

 そして、彼を採用するということは、彼のそうした能力を買うことに他ならない。

 すなわち、資本家が彼から買ったモノ、それは彼の労働する能力である。

 この「労働する能力」を、経済学では「労働力」と呼ぶ。

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2006年12月12日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(50)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第50話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(15)

 「商品を買って、それを消費したら、より大きな貨幣が手元に残る」

 こんな手品を可能にしているそのタネは、以上の検証から、労働者の「労働」以外に考えられない。

<貨幣> - <商品の消費> - <増加した貨幣> 
 資本         労働         資本+利潤

 こうして図にしてみて改めてビックリ! やはり、サラリーマンが働くこと事態が、資本家から見たら「商品の消費」だったわけである。

・サラリーマンが働くことが貨幣と貨幣の仲介をしている
            ↓
・貨幣と貨幣の仲介の役割を担えるのは「商品」だけである
            ↓
・ゆえに、サラリーマンが働くことは「商品」である

 三段論法で見ればこう結論付けざるを得ないのだが、ここまで検証しても、まだどうにも、

 「本当に、私たちが働くことって『商品』なのだろうか。実感が湧かない」

というのが本音ではないだろうか。

 また、みなさんがこのように疑心暗鬼になってしまうのは、逆に言えば、みなさんはすでに

「商品とは何か?」

についてご存知であることの証拠とも言える。

 もっとも単純な、一対一の物々交換、公園のベンチでパンとマフラーを交換したブレッドとスカーフのことを思い出して欲しい。その商品の中には、二人とも、一日働いたという労働量が含まれている。頭脳を使ったり手足を動かしたりというこうした「生理的労働」の「量」が物々交換の基準、すなわち「価値」となっている。

 また、ブレッドは「パンを焼く」という目的を持って働いた。スカーフは「マフラーを編む」という目的を持って働いた。この「労働の目的」はそのまま商品の「使用目的」となっている。

 すなわち、商品とは、「価値」と「使用目的」を持ち、かつ、交換の対象となるモノである。

 では、「労働」には「価値」と「使用目的」があるのだろうか?

 それがなければ、「商品」とはいえない。

 しかし、

 「労働は価値と使用目的を持つ」

と言われても、正直、ピンと来ない。だからこそ、目の前の霧が晴れないのだ。どうやら、ここをきっちりと証明する必要がありそうだ。

 ということで、お待ちかね。では、次回からこの証明をしてみたい。

⇒ 第51話へ

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2006年12月11日

一生の後悔・・・(T_T)ミーちゃん・・・

12月8日は、オヒョイさんこと俳優の藤村俊二さんの誕生日パーティーに行って来ました。
(それにしてもオヒョイさん、長澤まさみちゃんとCMで競演してるなんて羨ましすぎる!)

最初にオヒョイさんにご挨拶した後、いろいろとあったのですが、まあ、あれだけの大物俳優ですから、いろいろな芸能人が来てました。

半分以上忘れてしまったのですが、思い出せる順番で列挙していくと・・・

・川上麻衣子さん
・椎名桔平さん
・有賀さつきさん
・堺正章さん(貫禄ありました)

で! 事件は起きました。

ボクの初恋の人がピンクレディーのミーちゃんであることは、このブログでも触れました。

このブログとか、このブログとか、このブログとか。

そして、なんと!!!!!!!
ふと目があったその女性。
ピンクレディーのミーちゃん、じゃありませんか!!!!!(@_@)
目の前、50cmの距離にいます。

一気に意識が飛んで声が掛けられないボク。
いや、なんと言って声を掛けたらいいのかがわからない。

ボクのCPUが演算を始めました。
どうせならスマートに声を掛けたい。
「昔、ファンでした」では、「じゃあ、今はファンじゃないの」と思われたら失礼だし。

でも、結局出てきた演算結果は

「昔、ファンでした。ボクの初恋なんです」

よし! 声をかけるぞ!

そう思ったら次の瞬間、後ろから腕を掴まれました。
ボクが連れていった友人でした。

お酒に酔ったのか、体調不良なのか、とにかく、気分が悪い、ということです。
確かに、放っておける状態でないのは一目瞭然。

その後、目の前に、目の前にミーちゃんがいたのに、一言も声を掛けられずに、友人の介抱をしていました。

こんなチャンス、もう、一生ないかもしれない・・・(T_T)

ミーちゃん!!!!!

2006年12月08日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(49)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第49話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(14)

 ということで、「チェアーズ」を設立した。

 資本金は一千万円。業務内容は椅子の設計および開発。小さな会社なので、社長のほかに、社員は、椅子を設計する人一人、椅子を組み立てる人一人、営業が一人、経理・総務を兼ねる社員が一人の計五人である。

 何せ、たった今設立したばかりである。まだ、商品も生産されていないし、当然、会社としても売り上げは何も上がっていない。

 さて、このチェアーズで働けば、社員はもちろん給料をもらうことができる。では、この給料の出所どこだろうか。

 どう考えても、資本家が用意した資本(貨幣)である。まだ売り上げがない以上、ここ以外に給料の発生するところはあり得ない。

 そして、チェアーズは、その後、商品を生産し、それを販売し、利益を上げて、貨幣が増加して、チェアーズの手元(資本家の手元)に戻ってくる。

 そして、ここでもう一度繰り返すが、貨幣と貨幣の仲介ができるのは「商品」だけである。

 ということは、会社で働いているサラリーマンの労働は、必然的に「商品」でなければならない。

 ん? どうやら、次の図の手品のタネの目星が少し付いてきたような気がする。

 <貨幣> - <商品の消費> - <増加した貨幣>

 「商品を買って、それを消費したら、より大きな貨幣が手元に残る」

 こんな手品を可能にしているそのタネは、以上の検証から、労働者の「労働」以外に考えられない。

<貨幣> - <商品の消費> - <増加した貨幣> 
 資本         労働         資本+利潤

 こうして図にしてみて改めてビックリ! やはり、サラリーマンが働くこと事態が、資本家から見たら「商品の消費」だったわけである。

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2006年12月07日

新しいExcel関数の教科書

今日は、自著の告知をさせてください。

先日、『新しいExcel関数の教科書』のパート1とパート2が発売されました。

◆パート1
『仕事で使える計算と関数の基礎』

book30.jpg

⇒ アマゾンへ


◆パート2
『分類集計・条件抽出・配列の極意』

book31.jpg

⇒ アマゾンへ


『新しいExcel関数の教科書』の名に恥じない良著に仕上がった自負があります。

実は、この本は3部作で、近々、パート3が発売されます。

ご自身のスキルの応じて、3冊の中のいずれかをご贔屓いただけると幸いです(*^^*)

2006年12月06日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(48)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第48話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(13)

 さて、たびたび登場したブレッドは、自分でパンを作って、その結果としてマフラーを得た。スカーフも、自分でマフラーを作って、その結果としてパンを得た。

 しかし、サラリーマンは、無の状態から自分の力だけで商品(最終生産物)を作ることはできない。そもそも、それができたら、誰も、嫌な思いをして会社という組織に属さないだろう。

 サラリーマンが行っている労働は、商品を生産する上で必要な過程のいずれかの部分を担当することだ。しかし、よくよく考えると、ブレッドやスカーフのように自力で商品を作ることはできないのに、なぜサラリーマンは給料がもらえるのだろうか。これも結構謎だったりする。

 まあ、あまり「謎」「謎」と言っていてもストレスが溜まる一方なので、一層のこと、架空の会社を設立してしまおう。そのほうが話は早そうだ。

 ということで、「チェアーズ」を設立した。

 次回からは、この「チェアーズ」の活動を観察していくことにしよう。

⇒ 第49話へ

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2006年12月05日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(47)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第47話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(12)

(A)<貨幣> - <商品の消費> - <減少した貨幣> 

                ↓

(B)<貨幣> - <商品の消費> - <増加した貨幣> 

 くどいようだが、一般人の私が消費すれば(実際には、消費させてもらえなかったが……。彼女、今、どこで何をしているのだろうか。君の薬指はまだ空いているかい?)指輪の価値が十分の一以下になってしまうのに、逆に、商品の消費によって価値を高めるなんてことが可能かどうかが議論の焦点なのだ。

 こんなとき、Mr.マリックならば、観客から借りた千円札を一万円札に変えるのは容易なことだ。しかし、それは彼がマジシャンだからだ。すなわち、千円札が一万円札に変わるのは手品であり、そこにはタネがある。

 同様に、本来ならあり得ない(B)の流通を可能とするためには、Mr.マリックのハンドパワーも顔面蒼白の手品のタネが必要となるのだ。

 では、その手品のタネを探してみよう。

 まず、(B)の流通を可能とするためには、「商品の価値は消費すれば失われる」という固定概念を捨て去る必要がありそうだ。この概念にとらわれている限り、「貨幣で商品を買って、それを消費したら、手元により大きな貨幣が残った」、なんてことは不可能だからだ。

 では、こう仮定したらどうだろうか。

 「この世には、消費することによって価値を生む商品がある」

 わざわざ著名人の手を煩わせなくても、もし、こんな魔法のような商品が日常的にあちらこちらに存在すれば、(B)の流通も俄然、現実味を帯びてくる。

 というか・・・

 私たちはまさしくそのような世界に生きているのだから、言い換えれば、その「魔法のような商品」は確実に存在する、ということになる。

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2006年12月02日

サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(46)

義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学

< 第1話 からお読みください >

第46話

エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(11)

<貨幣> - <商品の消費> - <減少した貨幣> 

 さて、これは大きな問題である。完全に矛盾に陥ってしまった。

(A)<貨幣> - <商品の消費> - <減少した貨幣> 

                ↓

(B)<貨幣> - <商品の消費> - <増加した貨幣> 

 (A)を(B)にしなければ、資本は増加しない。もっと言えば、資本主義経済なんてものもこの世界に存在しえなくなってしまう。資本を準備して、事業を営めば営むほど貨幣が目減りしていくでは、誰も事業を興す人などいない。

 ちなみに、大学時代に(B)の図を見たときに、

「ビートルズがデビュー前になけなしのお金で買った楽器も、ビートルズが消費することでプレミアがついて貨幣は増加する。そのプレミアのことをこの図は言いたいのかな」

と思ったが、これはプレミアの話ではない。

 確かに、著名人が消費することで価値は増大するが、この方法でしか利潤が生めないようでは、経済そのものが成立しない。流通の仲介者として必ず著名人が存在しなければならないからだ。

 これでは、著名人が何億人いても足りない。というか、著名人はあくまでも圧倒的少数だからこそ著名人なのである。

 プレミアというのは、著名人が消費するからこそプレミアであって、今、私たちが直面している問題は、こうした例外ではなく、一般社会で身の周りで現在も発生している「商品の消費」が価値を生む、という現象である。

 そして、これが矛盾に満ちているから頭を抱えてしまっているのである。

⇒ 第47話へ

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