『Starting Over ~ リーダーの涙 ~』
以前、松山淳さんの『名もなき人の生きるかたち』をこのブログで紹介しましたが、このたび、「さすが!松山さん」と思わず唸る作品を読みました。
それが・・・
PDFファイルで用意されている上に、組版も綺麗になされているので、読みやすいことこの上ありません。
卓越した文章力はさすがの一言ですが、それよりも、構成が素晴らしい。
主人公が「ある人」に宛てた手紙、という形式をとっていて、読んでいて、とにかく斬新で、ぐいぐい引き込まれます。
文体にリズムがあるので、一気に読み終えられるのですが、重たいテーマを内包しており、時に、立ち止まって考えてみたり、思わぬストーリー展開に目を丸くしたり、読み終える時には、非常に心地よい疲労感と達成感を味わうことができます。
現在、景気の拡大は確かに喜ばしいのですが、職場において、様々な問題が噴出していることは、私が今さら申し上げるまでもありません。
長時間労働、成果主義の軋轢、うつ病の増加・・・
家族のため、自分のために働き続ける人たち必読の短編小説です。
勇気が出ることは、私が自信を持って保証します。
小説のテーマは「自分と向き合うこと」です。
そう。
確かに重たいテーマです。
しかし、どんでん返しのエンディングは爽快の一言!
上記URLのホームページをご覧いただくとわかりますが、現在、ブログなどで感想を寄せた方は、あの名作、『名もなき人の生きるかたち』に収録されなかった、阪神淡路大震災を体験し、その後、小さな飲食店を開店した人の物語、『あの日から』を読むことができます。
これが、また、素晴らしいのです(T_T)
また、期日が迫っていますが、3月15日までにブログなどで感想を書きますと、抽選で、『小さな人生論』が当たる特典があります。
その他、ブログなどで紹介することによって、1件につき108円を「国境なき医師団」を通して寄付する企画も進行しており、社会貢献にも役立つなんて、本当に素晴らしい試みだと思います。
本当に、考えさせられることの多い名作です。
ぜひ、みなさまもお読みください。
そして、そのご感想をブログなどに掲載してみてはいかがでしょうか?
