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2007年06月29日

『エブリ リトル シング』、10万部を突破しましたm(_ _)m

多くのみなさまが支えてくださったおかげで、『エブリ リトル シング』の売り上げが10万部になりました。

ご声援、本当にありがとうございますm(_ _)m

正直、無名の新人のデビュー作ですので、配本は決して十分ではありませんでした。

ボク自身、この2ヶ月、書店を見つけては状況を確認してきましたが、店員に「ありません」と言われて落ち込んだことは10回、20回じゃありません。

これは、書店側も未知数の本を入荷する事にためらいがあった事(限られたスペースで商売しているわけですから)が原因だと思われます。

しかし、今後は状況は変わってくると思います。
正直、この劣悪な状況の中で10万部に達したのは、一重に、『エブリ リトル シング』を愛してくださった方々が、口コミでそれを伝え、さらには、恐らく、自分が買った書店まで伝えてくださったのでしょう。

これまでは、そうした方々の応援に支えられて頑張ってきましたが、10万部という数字は、すべての書店が取り次ぎのデータを見ればわかります。

そうなれば、書店の意識が変わってくると思います。
これまで仕入れてくれていなかった書店の注文が入り始めると思います。

最初から売れることが確約された本ならともかく、そうではない本がベストセラーになるのがいかに大変な事なのか、今回は大いに勉強させていただきました。

みなさまのご声援とネット書店に支えられてここまで頑張ってきた『エブリ リトル シング』ですが、来週早々には、どの書店でも入手可能な状況になると思われます。

また、対応の早い大型書店なら、明日、土曜日には潤沢に平積みされていることと思います。

ですから、10万部は通過点と考え、今後も精一杯頑張ります!

大村あつし 拝

2007年06月28日

「篤」が「あつし」に変わるまで(26)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●青森・・・東新宿出版の編集長。実在する人物だが仮名。
●東新宿出版・・・新宿にある出版社。実在する会社だが仮名。

Episode 26

- ジ・エンド -

最初に僕が目をつけたのはコンピュータ系の専門学校だった。

1つの学校で200冊購入してもらうとして・・・
15の学校で僕の本を教材として使用してくれれば、ちょうど3,000冊だ。

そんな営業が可能かどうか皆目見当がつかないが、とにかくやるしかない。

まず、最初に、静岡県内では非常に有名な専門学校に電話を入れてみる。
もちろんコネクションなどあるはずもないが、その学校が万が一僕の本を教材にしてくれれば「はく」がつくというものだ。
後は、その「はく」を利用して、次から次へといろいろな専門学校に営業をかける。
これが、僕の考えついた「3,000冊売りさばき」計画であったが・・・

みなさんご想像のとおり、結果は散々。

このとき僕は、生まれて初めて「門前払い」なるものを経験した。

とにかく、会ってすらもらえないのだ。

そうそう、これは余談だが、その数ヵ月後に僕の本が「正式なルート」で無事出版された後、その学校でその本がVBAクラスのテキストとなったことを僕は素直に喜べばいいのだろうか。
しかも、講師の依頼付きで・・・
今なお複雑な心境である。

いずれにしても、最大手の専門学校は見事に玉砕。
その後は方針を転換して、多少小さ目の所から攻めてみた。
もちろん、何度も「門前払い」を経験した。

真剣に話を聞いてくださる先生もいらっしゃったが何と言っても、当時はVBAのクラスがある専門学校はほとんどなく結果は全滅であった。

と同時に、もう1つの候補であるパソコンスクールも僕の中からは選択肢としては完全に消えていた。
どこを調べても、「VBAコース」を設置しているスクールなど1つもなかったためである。

今となっては隔世の感もあるが、1996年当時は、VBAは所詮その程度の扱いだったのだ。

そして、僕はついに独りつぶやいた。

「終わった・・・。ジ・エンドだ・・・」

⇒ 第27話へ

2007年06月27日

amazonと7&Yで総合1位になりました

このブログを書いている現在、順位を2位に下げていますが、本日、国内の大手オンライン書店、amazonと7&Yで、『エブリ リトル シング』が総合1位になりました。

⇒ amazonを見る
⇒ 7&Yを見る

リアル書店からの注文も殺到し、品切れ店も続出しているそうです。

しばらく増刷のなかった『エブリ リトル シング』ですが、近々、増刷がかかるのは間違いなさそうです。

今後も頑張りますので、みなさま、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。

大村あつし 拝

2007年06月21日

「篤」が「あつし」に変わるまで(25)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●品川出版(株)・・・在京の出版社。実在する会社だが仮名。
●秋田・・・ジャーナリスト。実在する人物だが仮名。
●青森・・・東新宿出版の編集長。実在する人物だが仮名。
●東新宿出版・・・新宿にある出版社。実在する会社だが仮名。

Episode 25

- 3,000冊を自腹購入!? -

「心あたり」などあるはずがない。
あったら、誰も好き好んでこんな苦労を背負い込むはずもない。
しかし、ここで3,000冊を売りさばけるルートを見つけなければ今度という今度は、完全にジ・エンドだ。

さて、どこに声をかける?
専門学校か?
パソコンスクールか?
それとも、日本中の書店を回って、本を置かせてもらおうか?

ちなみに、ご存じない方に説明すると、書籍というのは基本的に「委託販売」である。
書店は、通常の商品のように、書籍を仕入れてそれを販売しているわけではない。
書籍自体は無料で仕入れて、それを店頭に並べ、売れたら、その定価から自分たちの取り分を差し引いて委託先にお金を払う。
そして、それが出版社の売上や著者の印税となる。
逆に、売れなければ返本する。

かなり簡略化しているが、書籍とはそのような特殊な商品であり、書店とは、乱暴な言い方をすれば、書籍を消費者に売るというよりも、書籍を置くスペースを卸し(出版社)に棚貸ししている、極めて特殊な店舗である。

当時の無知な僕は、そんな仕組みすら知らずに、書店を一店一店回って、本を売りさばこうとすら考えていた。
本当に無知とは恐ろしい・・・

家路に向かう新幹線の中で、絶望の崖っぷちに立たされながらも、無知な僕は、まだ悪あがきをしていた。

⇒ 第26話へ

2007年06月20日

「篤」が「あつし」に変わるまで(24)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●品川出版(株)・・・在京の出版社。実在する会社だが仮名。
●秋田・・・ジャーナリスト。実在する人物だが仮名。
●青森・・・東新宿出版の編集長。実在する人物だが仮名。
●東新宿出版・・・新宿にある出版社。実在する会社だが仮名。

Episode 24

- 3,000冊を自腹購入!? -

僕の履歴書と本の企画書を読み終えた東新宿出版の青森編集長は「これが完成品ですか・・・」と原稿に目を落とした。
そして、僕が「はい、そうです」と答えるよりも早く信じがたい条件付きで出版を確約してくれた。

「5,000冊刷りましょう。その代わり、そのうち3,000冊は大村さんが購入してください」

「え!?」

「2,000冊は、うちが店頭で売りさばきます。ただ、最低3,000冊売れる保証がなければ、この企画に乗るのは少しリスクが大きすぎますから」

ちょ、ちょっと待ってよ。
定価が2,500円として・・・
3,000冊で・・・7,500,000円!?

反射的に暗算を終えた僕の頭が、悲鳴をあげろと命令を下す。

「7,500,000円じゃないですか!私にその金額を負担しろとおっしゃるんですか!それでは、自費出版と変わらないじゃないですか!」

「いえいえ、違います。きちんと東新宿出版として出版します。当然、書籍コードも取得して、全国の書店に並べます。それに、もちろん大村さんが個人で3,000冊所有していても仕方ありません。2,000冊はうちが売りますので、3,000冊を売りさばけるルートをご自分で開拓してください、ということです」

よほどの馬鹿でない限り、この時点で諦めるであろう。
しかし、僕はその「よほどの馬鹿」であったようだ。

「わかりました。すみませんが、1ヶ月お時間をいただけますか。心あたりを徹底的にあたってみます」

⇒ 第25話へ

2007年06月18日

オンデマンド放送が始まっているようです

先日出演したインターネットテレビ、「Kanaeru TV」のオンデマンド放送が始まっているようです。

次のURLで15分間、見ることができます。

⇒ http://www.odoroku.tv/variety/kanaerutv/

しかし、それにしても、ボク、髪の毛が長いですね(^_^;)

この番組の数日後にカットしたのですが、番組出演前に美容院に行っておきべきでした・・・。

実は、この番組は生放送で、このあと、もう15分、ボクがいろいろな話をしたり、視聴者からのメールの質問に答えたり(作家に見えませんね、というメールが来ていました(^_^;)、Wあやのちゃんが漫才をしたり、正直、そちらの15分のほうが面白いのですが、それは見られないみたいですね。

興味のある方はぜひ!
⇒ http://www.odoroku.tv/variety/kanaerutv/

2007年06月12日

「篤」が「あつし」に変わるまで(23)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●秋田・・・ジャーナリスト。実在する人物だが仮名。
●青森・・・東新宿出版の編集長。実在する人物だが仮名。
●東新宿出版・・・新宿にある出版社。実在する会社だが仮名。

Episode 23

- 秋田さんの粋なはからい -

健康書しか出さない出版社ではあるが、品川出版とは違い、明らかに本を実際に出版している出版社である。
書店で、その出版社の書籍を手に取ったことのある僕の記憶と体験が、それだけは証明している。

しかも、お相手してくださるのは編集長・・・

これは、ひょっとすると・・・

数分前まで暗かった気持ちにもう光が射している。
何とも単純な性格。

本来ならば、明日といわずに今すぐにでも茅場町から新宿に移動したいくらいだったが、青森編集長に会う前にしなければならないことがある。
それは、本の企画書と自分の履歴書作りだ。

いくら何でも、いきなり300ページもの原稿を読んではくれまい。
僕は、福島社長の「売り込み」が失敗した最大の原因は、本の企画書ではなく原稿を持ち込んでいたためだと真剣に考えていた。

それに、どこの馬の骨とも分からない人間にやはり本は書かせてはくれないだろう。

そうなると、やはり履歴書だ。

僕は、急いで静岡県富士市の自宅に戻ると、早速本の企画書と履歴書を作り、翌日原稿と共にそれらを携えて、再度東京に、今度は新宿に向かっていた。

⇒ 第24話へ

2007年06月09日

「篤」が「あつし」に変わるまで(22)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●秋田・・・ジャーナリスト。実在する人物だが仮名。
●青森・・・東新宿出版の編集長。実在する人物だが仮名。
●東新宿出版・・・新宿にある出版社。実在する会社だが仮名。

Episode 22

- 秋田さんの粋なはからい -

ジャーナリストの秋田さんは、自分が懇意にしている東新宿出版の青森編集長を快く紹介してくれた。
東新宿出版・・・
決して派手ではないが、僕もその名前は確かに聞いたことがある。
でも、その出版社が出す本って、『あなたにも忍び寄っている成人病』みたいな、健康書ばかりという印象だった。
東新宿出版がコンピュータ書は出さないだろう。

やはり、悪い予感が当たったな。

そう思いながら、僕は秋田さんと電話の向こうの青森編集長の会話を聞いていた。

「青森さん? 秋田ですが」
「えー、そうなんです。僕はパソコンはまったくわからないんですが、すでに原稿が完成しているんですよ」
「僕も今日初対面ですが、非常に熱心な好青年ですよ。なんとかならないものですかね」
「え?早速、明日時間を割いてくださる?ありがとうございます。すぐに伝えておきます」

そう言って受話器を置いた秋田さんは、僕に向かってこう言った。

「大村さん、明日、東新宿出版の青森編集長にお会いになってはいかがですか?」

なんかよくわからないが、ちょっと凄いことになってきた。

完全に風向きが変わってきた。

そんな気持ちがこみ上げてきて、自分がみるみるうちに興奮していくのがわかる。

⇒ 第23話へ

2007年06月06日

6月7日にテレビに出ます

最近、お知らせが後手後手に回って恐縮なのですが、明日、6月7日、18時からインターネットテレビに出ます。

「Kanaeru TV」
⇒ http://www.odoroku.tv/variety/kanaerutv/

タイトルどおり、夢を掴んだ人が、どのような人生を歩み、どんな出会いがあり、どんな知恵を絞った結果夢をかなえたのか、についてゲストが話をする番組で、そのゲストとして招かれました。

明日、私にご質問のある方は、以下のアドレスにメールをいただければ、お答えします。

⇒ kanaeru@odoroku.tv

※番組内で取り上げるメールは私が選ぶわけではないので、その点はご理解くださいm(_ _)m

◆6月7日(木)、18時
「Kanaeru TV」
⇒ http://www.odoroku.tv/variety/kanaerutv/

2007年06月05日

『エブリ リトル シング』が5万部に達しました

多くのみなさまのご支援のおかげで、表題どおり、『エブリ リトル シング』の売り上げが5万部に達しました。

1ヶ月前にはアマゾンで1位だった『エブリ リトル シング』。
現在の順位を見ますと、正直、落ち着いています。

⇒ 『エブリ リトル シング』のアマゾン順位を見る

ただ、おかげさまで、リアル書店での売れ行きが好調で、このたび、発売1ヶ月で5万部となりました。

みなさまには、重ねて御礼申し上げるとともに、この場を借りて、書店POP用に2週間前から集め始めた、出版社や私宛に届いた読者の声を一部、ご紹介いたします。

もちろん、ご本人の許可はいただいております。

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珠玉のことばが詰まった、子どもから大人まで楽しめる小説。
心が温かくなり、生きる活力が湧いてくる。
ボクにとっては2007年の最高傑作になった。

静岡県 牧野修治  32才
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第一話と第六話に泣ける話を持ってきたサンドイッチのような手法はお見事。
ただ、順番に読まないと泣けません。
すべての話が連動していて、読み始めたら止まりません。

東京都 赤坂弘明  29才
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平凡な毎日を送っていた中で、ふとこの本を手にしました。
そして本を読み終えた私は変わりました。
自分を変えたい人に手にして欲しい1冊です。

栃木県 野村菜穂  28才
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自分の子どもを、この本の登場人物のように育てたい。
そして子どもがもう少し大きくなったら、この本を読ませたいと思います。

千葉県 渡辺ゆかり  34才
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この本を読んで、一人一人の存在の大切さ、そして私もかけがえのない
存在なんだと気づきました。
自分もこれからは主人公になったつもりで頑張りたい。

東京都 森本美緒  23才
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すごく共感させられ、自分の心の中の暗い部分が、涙とともに流れ去りました。
作者に感謝の気持ちを伝えたい。
暖かみのある優しい文章に包まれます。

東京都 安岡恵子  38才
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急な出張のとき、たまたまお供に選んだ本でした。
新幹線の中で読み出したら止まらず、仕事もできずに夢中になりました。

埼玉県 石黒博  30才
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読み終わった後、心に残る余韻がたまらない。
それにしても、文章が上手い。
読んでいるだけでこうも心地いい文章は、村上春樹以来です。

三重県 森田健吾  32才
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ひとつひとつの波紋がどんどんつながり、やがてひとつの大きい輪になる。
読むたびに自分も成長した気がします。
ココロに沁みこむ文章力はさすがの一言!

富山県 山岸雄太  25才
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仕事でくじけそうな自分がいて、そんな時に読んだらめちゃめちゃ勇気付けられました。
「ポジティブ」って素晴らしい!

鹿児島県 原田沙織  26才
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耳の聞こえない人が歌う。
僕がそれを見たとき、とてつもないインパクトがあった。
それと同じインパクトをこの本で感じた。

千葉県 田中祐二  36才
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2007年06月03日

6月4日(月)、ラジオに出演します

お知らせが大幅に遅れましたが、6月4日(月)、ラジオに出演します。

日時:6月4日(月)、24:30~25:00
番組:パケdioアニラジチャンネル
局:ラジオ日本 1422KHz

よろしかったらお聞きください(*^^*)

2007年06月02日

JYONGRIの「Close To Fantasy」は強烈にお勧め!

日付も変わって土曜日。
この1週間の疲れを癒そうと、以前から気になっていたアーティストのCDを聴き、特典のDVDを観ました。

このブログを日々ご覧のみなさまならお気付きだと思いますが、ボクはあまりブログで音楽ネタは取り上げません。音楽は大好きだし、PVを観るのは、今や、ボクには欠かせないストレス解消になっていますが、正直、なかなかいいアーティストに出会えずに、いつもPaul McCartneyや宇多田ヒカルのCDやDVDを繰り返し流す毎日。

そんな中、久々に素晴らしいアーティストに出会いました!

それが、JYONGRI。

彼女のアルバム、「Close To Fantasy」を聴き、いてもたってもいられずに、慌ててブログを書いています。

とにかく、全曲、楽曲が素晴らしい!
これを、18歳の女の子が自ら作詞作曲している、その才能にはただただ驚かされるばかり。

そして、ゴスペルの影響を受けた独特の発声。
これがまた、艶やかで、本当に心に染み渡ります。

「My All For You」なんて、思わず鳥肌が立ちました。

購入するなら、絶対にDVD付きをオススメします。
CDのみとさほど値段は変わりませんし、DVDの中では、CDとはうって変わって、まだまだあどけないチャーミングな彼女の素顔やダンスが楽しめます。

ボクは、思わず、デビュー直後の松田聖子を思い出しました。
そうなんです。
ルックスが似ているんです。

聴いて損したとは言わせません!
傑作です。
今後、確実に頭角を現すアーティストですよ、みなさま!

⇒ JYONGRIの「Close To Fantasy」



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