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「篤」が「あつし」に変わるまで(33)

< 第1話 からお読みください >

主要登場人物・団体

●僕・・・この物語の主人公。わたくし、大村あつしのこと。
●エーアイ出版・・・僕がデビューを果たした出版社。もちろん実在する。

Episode 33

- 友人たちの反応 -

『親友』たちは、いろいろな偉人の下積み時代の話をしてくれたり、いろいろな偉人の「名言」を持ち出してくれたり・・・

ちなみに、僕が現在、さまざまな「迷言」を生み出すのを趣味としているのは、このときの体験によるところが小さくない。

それでも、2週間まったくあがらないほど僕の腰は重かった。
仕事もせずに、ロールプレーイングゲームに興ずる毎日。

ただ、さすがにゲームも飽きてきた。
また、こんな怠惰な僕を励まし続けてくれる『親友』。

重かった腰も徐々に軽くなり、朝日の中で新鮮な空気を吸い込むたびに、再び、原稿を売り込む勇気が徐々に体内に注入され、そして充満していく。

もう少しだけ頑張ってみるか・・・

そして、悔し涙を流してから約1ヵ月後。

いよいよ僕は、エーアイ出版に

『Excelマクロで作る販売管理』

と題した原稿を持ち込むことになる。

その2ヵ月後に、今度は悔し涙ではなく嬉し涙を流すことになるとも知らずに。

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