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富士市での寄贈式

本日は、ボクの地元富士市で、『クワガタと少年』の寄贈式がありました。

ボクの財力では安くない出費となりましたが、富士市のすべての小中学校に『クワガタと少年』をプレゼントしました。

というのも、ボクには忘れられない強烈な思い出があります。

それは小学校3年生のとき。

読書の時間に『泣いた赤おに』を読んだとき、ボクは、先生に「おしっこ」と嘘をついてトイレに駆け込み、涙を流しました。
今でもそうですが、当時のボクにとって、人前で泣く(ましてや女子の前で!)のは、死にたいくらいに恥ずかしいことだったのです。
だから、慌てて、その場を離れたわけですが、トイレの中で、ボクは、ある疑問と対峙していました。

「涙って、痛いときに出るもんじゃないのか? 痛くもないのに、なんでボクは泣いているんだろう?」

そしてボクは学びました。

人間は、感動したときにも泣くんだ!

そして、本にはその「感動」を与える力があるんだ!

せめて、ボクの地元の富士市だけでもいい。

ボクが幼いながらも『泣いた赤おに』で人生観が変わったように、今の子どもたちが『クワガタと少年』で何かを感じてくれれば、今回の「安くない出費」も「痛く」はありません。

別に、本のPRのためにしたわけではないのですが、教育委員会がマスコミに投げ込みをしていたらしく、4社の新聞社が寄贈式の会場にいらっしゃいました。

そして、寄贈式後、ぶら下がり取材を受け、本日、我が家で購読している新聞にも寄贈式の模様が報じられていました。

残りの新聞は、残念ながら確認が取れていませんが、きっと、友人などから連絡が来ると思うので、その話の内容から記事をイメージしたいと思います。

「この『クワガタと少年』を書いたのは、ボクたちと同じ富士市に住む人なんだ」

子どもたちが、そんな会話をしてくれれば、それだけでも『クワガタと少年』を書いた意味があると痛切に思います。


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コメント

中学同級生のべるこです。
先日、子供の通う中学校の給食の時間に『クワガタと少年』のCDが放送されたそうです。
友達に「この話、お母さんの同級生が書いたんだよ!」と言っても信じてもらえなかったとか。。。
大村君の想いは確実に富士市の子供たちに届いていますよ。素晴らしい贈り物を有難うございました。

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