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2008年03月31日

ペン回しの日本チャンピオン

ボクは知らなかったのですが、今、ペン回しがブームらしいですね。

これだけ娯楽が多様化した現在、ペンだけで遊べる、そんなゲームがブームというのはかなり意外でした。

ボクが学生の頃は、ペン回しのことは「浪人回し」と呼ばれており、真面目な話、授業中にペンを回しているかどうかで、現役か浪人かがわかったほどです。

それはそうと、このペン回しで、ボクの従兄弟の息子が日本チャンピオンになりました\(^o^)/

いや、自分のことのように嬉しいです。

彼の元には取材依頼が殺到しているそうです。

今のペン回しテクニックがどれほど凄いかは、YouTubeで見られます。

⇒ ペン回し

2008年03月28日

象の背中

今日は「象の背中」を見ました。

この映画は、もちろんいい映画なのですが、シーンが変るたびに本当にやつれていく役所広司さんの姿と鬼気迫る演技はとにかく「すごい」です。

見ていて、息苦しさを感じるほどです。

ちなみに、象の背中のアニメバージョンはYouTubeにアップされており、すでに、多くの方がご存知でしょう。

YouTubeへのメタデータ(Embed Tag)をブログに貼り付けることは、法的には問題ありませんし、もはやこれだけ有名になっているので、道義的にもあまり問題はないと考えます。

ということで、知らない方はご覧ください。

涙が滲みます。


2008年03月26日

犬と私の10の約束(犬の十戒)

今日は「夜のピクニック」を見ました。
原作に忠実に仕上げられていましたね。

それはそうと、『犬と私の10の約束』という本と映画があります。
まだ本は読んでいません。
映画も見ていませんが、DVDになったら借りようと思います。

これは、(レビューなどを見ると、「まったく関係ないのに無理にこじつけている」という意見が多いですが・・・)「犬の十戒」と呼ばれる、作者不詳の英語の詩を元にしているようです。

「犬の十戒」は、多分、これを知らずに犬を飼っている人はいないだろう、といわれるくらいに有名な詩で、忘れた頃に、これをモチーフにした本や映画が繰り返し作られてきました。

ご存じない、という方のために、ここでご紹介します。

あえて、原文にとらわれずに意訳しますので、原文をお読みになりたい方は、ネットで「犬の十戒」と検索すれば、たくさんヒットします。



       犬の十戒(犬と私の10の約束)

1.
私はせいぜい10年から15年しか生きられません。
その短い生涯で、あなたと離れているのは本当につらいのです。
私を飼う前に、その事をよく考えてください。


2.
あなたが私に望んでいる事を理解できるようになるまで、少しだけ時間をください。


3.
私を信頼してください。
それだけで私は幸せです。

4.
私を叱り続けたり、罰として私の自由を奪わないでください。
あなたには、学校、仕事、そして、楽しみもあれば友達もいるけれど・・・
私にはあなたしかいないのです。

5.
時には私に話しかけてください。
人間の言葉はわからなくても、あなたの声を聞けば、あなたの気持ちは理解できます。

6.
あなたが私にしてくれた事を、私は生涯忘れません。

7.
私を叩く前に思い出してください。
私にはあなたの手の骨を噛み砕ける歯があっても、絶対にあなたを噛まないと決めている事を。

8.
私を叱る前に、その原因があなたにもないかを考えてください。
ちゃんと食事をさせてくれましたか?
太陽が照りつけているのに、長時間、私を放置しませんでしたか?
「怠け者」に映っても、それは私の心臓が弱っているためかもしれません。

9.
私が年老いても、どうか世話をしてください。
あなただって、私と同じように年老いていくのです。

10.
私が最期の旅立ちをする時には、どうか私のそばにいてください。
「見ているのがつらい」なんて言わないでください。

あなたがそばにいてくれるなら、私は「死」すらも安らかに受け入れる事ができます。

そして、「その時」が来たら思い出してください。

私が、生涯ずっと、あなたを愛していた事を。


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2008年03月24日

『LOVE MY LIFE』を見ました

自分の作品(『エブリ リトル シング』)の映画化が決まってから、邦画を見まくっています。

今日は、『LOVE MY LIFE』を見ました。

実は、ボク自身はそうした嗜好はまったくないのですが、昔見た大傑作映画、『櫻の園』にいたく感動し、今では伝説となってしまった嶋村かおりと緒川たまきのフルヌードによる濃厚なベッドシーンもある『ナチュラル・ウーマン』の世界観にどっぷりとはまり、

「幽霊も宇宙人も出てこない平凡な日常生活を描きながら、ここまで心に染み入る、そして美しい映像の映画っていいな」

と、この手の映画の隠れファンだったのですが、『LOVE MY LIFE』も素晴らしかったです。

いわゆるガールズ・ラブ、すなわち同性愛の映画なのですが、

「それでも私は私。それを受け入れて自分の人生を愛す」

という気持ちになるまでの女の子の心理描写と、レズビアン映画特有の光を使った美しい映像は素晴らしかったです。

「ガールズ・ラブ」なんて、といわずに、多くの人に見てもらいたい映画です。

この映画の吉井怜さんの演技は、とても魅力的で素晴らしいです。
しかも、元アイドルの彼女が、フルヌードで女性とベッドシーンを演じています。
そもそも、出だしでいきなり、女の子同士で口に含んだ飴玉を口移しで何度も交換し合うシーンで度肝を抜かれます。
吉井怜、ここまでやるか! というかんじです。

と思ったら、最後には、ヌードでかなり濃厚なラブシーンですから、彼女の女優魂には心を打たれました。
もし、ボクの映画にも出演してくれたら、こんなに光栄なことはありません。

いずれにせよ、個人的には大好きな映画です。

2008年03月19日

トム・・・

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しばらく帰省していません・・・

会いたいよ~

トム・・・

2008年03月18日

ミステリーの大傑作『イニシエーション・ラブ』

今日は本のご紹介です。

とにかく、何も言いませんので、大傑作ミステリー、『イニシエーション・ラブ』を読んでみてください。
(あ、35歳より若い人は楽しめないかもしれません。
当時の世相がわからないので、伏線に気付きようがないので)

それから、レビューは絶対に読んじゃダメですよ。
ネタバラシのオンパレードですから(^_^;)

⇒ 単行本
⇒ 文庫

つまらなかった方は、「大村の嘘つき!」でも「大村、死んじまえ!」でも「大村、金返せ!」でも、自由にコメント欄に書いてください(笑)

批判は甘んじて受けます(*^^*)

以下、『イニシエーション・ラブ』のボクの感想ですが、どうしてもネタバラシになってしまうので、読まないでください(爆)
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さて、この『イニシエーション・ラブ』ですが、女の業の深さ、したたかさを描いた、最上級のミステリーです。

しかし、本の帯には「ミステリー」と書いてあるのに、読んでいると、はっきり言って凡庸な恋愛小説にしか思えません。

別に、誰かが死ぬわけでなし、女性がレイプされるわけでなし、ドラッグをするわけでなし、本当に、ぶっちゃっけ、「よくここまで盛り上がらない恋愛小説が世に出たよな」と思わざるを得ません。

普通の大学生が普通の歯科衛生士の年下の女の子に恋をし、無事に恋が成就する。
緊迫感ゼロです。
ほとんどの人が、この程度の経験はしているはずです。

また、遠距離恋愛の切なさも描かれていますが、ボクも遠恋の経験がありますので、「うん。確かにこんな気持ちになるよね」でおしまいです。

しかし、物語の最後の2行、厳密にはその一文の中に出てくる二文字。
この二文字だけで、凡庸な恋愛小説が、超極上のミステリーになります。

少女にしか見えなかった絵が、突然、老婆に見える

有名なだまし絵がありますが、物語の最後から2行目を読んだ瞬間、まさしくこれと同じ現象が起きます。
そして、背筋が凍りつきます。
さらには、自分が読んできたストーリーが「少女」ではなく「老婆」であったことに気づき、結局、もう一度読む羽目になります。

はっきり言って、かなりの人が2回以上読むことになるでしょう。

そして、物語のほぼすべて、登場人物のセリフ、行動、ガジェット、ありとあらゆるものが伏線だったことに感嘆させられます。

たとえば、

「私、便秘だったの」

というヒロインのなんでもないセリフが、二度目に読むときには、背筋も凍る「怖いセリフ」になるわけです。

もっと言えば、本書の文体はかなり軽いです。

しかし、すでに、そこから仕掛けが始まっているのです。

読み進めていると、確かに不自然な箇所はあります。

また、仕掛けに気付く人のタイミングは人それぞれのようです。
ボクは、終わりから10ページくらいのある文章で仕掛けに気づき、思わず「マジかよ、この話」と声に出してしまいました。

ほとんどの人が最後の2行目まで気付かないようですが、中には、ボクよりももっと早くに仕掛けに気付く人もいるでしょう。

では、なぜ、ボクは「不自然だ」と思いながらも、最後の10ページ目まで仕掛けに気付かなかったのか。

それは、文章があまりに軽いために、「まあ、作者のミスかな」で、その不自然さを許容してしまうのです。

そうなんです。
作者は、そこまで計算しつくしてこの物語をかいているのです。

ですから、「この作者、文章、イマイチ」とか「設定がぶれてるけど、まあ軽い恋愛小説だし」と思った瞬間に、すでに作者の罠にはまっていることになります。

なにせ、これだけの傑作ですから、インターネットには解説ページまであります(笑)

⇒ 『イニシエーション・ラブ』解説ページ

非常によく考察されているので、二回くらい本を読んだ後に、このページを訪ねると、より一層『イニシエーション・ラブ』が楽しめると思います。

一つ、(以下、思いっきりネタばれ)

こんなにつぶさに考察しているのに、上記ページに登場しない箇所があります。

ボクが「不自然だ」と思い続けた箇所です(かと言って、仕掛けに気付いたわけではないのですが)

それは、主人公とヒロインのマユが初めて結ばれるシーンです。
作者は、このシーンをもの凄く丁寧に描いています。
(それも伏線だったと最後に気付くわけですが)

で、主人公は童貞、マユはバージンです。
となれば、当然ですが、「出血」の問題があります。
もちろん、初体験で必ず出血するとは限りませんが、出血しようとしなかろうと、これだけ細部まで二人の性行為を描き込んでいながら、その記述がないのはなんとも不自然です。

でも、上述のとおり、「この物語、なんか軽いし、まあ、作者もそこまで気が回らなかったんだろう」と、この「不自然」を「許容」してしまうのです。

その瞬間に読者の「負け」です。

ますます、作者の罠にはまっていきます。

今まで、ボクがもし、「一人だけ作家に会わせてあげる」といわれたら、多分、東野圭吾先生、宮部みゆき先生、村上龍先生、伊坂幸太郎先生、乙一先生、あたりの名前を挙げていたと思いますが、『イニシエーション・ラブ』を読んで、乾くるみ先生が「一番会いたい作家」になりました。

もう一つ、蛇足ですが、この小説の特徴は、舞台となっている静岡市のローカルな地名が、なんの説明もなく、「日本人なら知っていて当然でしょう」みたいに登場することです。

ボクも静岡大学で、しかも、作者の乾先生は、ボクよりも3、4歳上らしいので、もう、読んでいて爆笑でした。

みんなは曲金(まがりかね)で降りたが、ボクは子鹿(おしか)まで行った
静波への中間地点の焼津で一息ついた

みたいな、知らない人には「???」な地名のオンパレードです。

そもそも登場人物の名前が鈴木、望月、渡辺など、全国的にも多いとはいえ、静岡県では苗字では呼んでもらえない名前です。あまりに多いので、静岡県民は彼らを下の名前で呼びます。
この時点で、静岡市民はクスリとすると思います。

さらに

カネボウ通り(懐かしい。よく原付で走った!)
丸子(まりこ)(ここはトロロとお化けトンネルで有名)
流通通り
柚木(ゆのき)(多くの静岡市民がここで自動車免許を取ります)
久能街道(150号線。イチゴ狩りで有名。繁忙期には大渋滞)
呉服町通り(静岡市の歓楽街)
さらに「古庄(ふるしょう)」や「北街道(旧国道一号線より少し北を走っている旧清水市と静岡市を結ぶ裏道)」まで出てきた日には、もう静岡市民だったボクは大爆笑です。

お店でも
・新静岡センター屋上のビアガーデン
・戸田書店
・谷島屋書店
・吉見書店
・トシ・ゴトー
・シシリア(懐かしすぎて涙が出ます(笑)
・DADA
・アピア
・あさくま(よく、ご飯、お代わりしたな)

これだけ挙げても、多分、全体の3分の1くらいじゃないでしょうか。

まじめな話、静岡市の人が書いた、静岡市限定の自費出版の本かと思いました。

さらには、「ジョグ」なんて単語が当たり前に出てくるのですが、実はこれは「原付」の名前で、80年代半ばには圧倒的な人気を誇りました。

そして、静大は静岡市でも久能海岸近くの山の中腹にあり、原付所有率は全国の大学でも一番と言われていたのですが、その静大生のほとんどがジョグに乗っていました。

ボクの友だちも全員ジョグです
天邪鬼なボクはキュートという、イマイチパワー不足の感が否めない原付で、よく、ジョグを借りては、キュートの感覚で発進しては、前輪を持ち上げてしまい、こけていたものです。

まあ、これだけでも、静岡市民、そして、静大生には必読書ですね(笑)

いずれにせよ、繰り返します。

絶対に二回読まずにはいられない、最後の二行ですべてがひっくり返る、ミステリーの概念までをもひっくり返す大傑作。

それが『イニシエーション・ラブ』なのです!

2008年03月14日

応援ありがとうございます

該当エントリー、そのものを削除してしまうので、併せて消えてしまうコメントをこちらに転載します。

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ゆうけんさま
第二弾発売するんですね!
楽しみにしてます♪
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Tom as lonely oboistさま
大村先生、Amazonキャンペーンで購入しました!会社に置いてあるので、休憩時間にゆっくりと読ませていただきます!
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お二人とも、応援コメント、本当にありがとうございます!

『エブリ リトル シング2.0』は、『エブリ リトル シング』に引きづられるように静かに売れていって欲しいな、と思います(*^^*)

2008年03月04日

クレヨンしんちゃんを見ました

『クレヨンしんちゃん あっぱれ戦国大合戦』を見ました。

もう数年前になりますが、テレビで、

「最近は、子どもに『クレヨンしんちゃん』を見せてあげようと映画館に足を運んだお父さんやお母さんが泣いている」

という話を聞いて、「嘘だろう~」と思ったのですが、今日、ひょんなことから友だちとその話になり

「『クレヨンしんちゃん あっぱれ戦国大合戦』は泣けるよ~」

と言われて、その足でTSUTAYAに行きました。

た、確かに・・・

泣くまではいきませんでしたが、変な映画より全然よくできていて、衝撃のエンディング(?)には、思わず涙腺が緩みました。

クレヨンしんちゃん、恐るべし!

これは、『のび太の恐竜』に匹敵する傑作ですね!

2008年03月01日

『幸せのちから』を見ました

『幸せのちから』を見ました。

いや、いい映画でした。

どこまで実話かわかりませんが、実話に基づいた作品です。

ウィル・スミスがいい味出しています。

感動作なのに今まで見なかったのは、子ども役がウィル・スミスの実の子ども、と聞いて、

「それって話題づくり?」
「公私混同?」

と、ちょっとしらけていたからなのですが、子役もいい演技していました。

いつか、こういう脚本も書いてみたいな、と思わせてくれる佳作でした。

自信を持ってお勧めできます!