サラリーマンの給料はなぜ生活費に消えてしまうのか?(60)
義務教育がひた隠す目からウロコの危険な経済学
第60話
エピソード5
サラリーマンは現代の奴隷か?(25)
さて、手品のタネは明らかになったが、実はまだ、「労働力」は「商品」であり、「労働力」の使用目的を消費した結果が「労働」であることがわかっただけである。これだけの説明では、
「労働力は、消費されれば、自分の価値以上の価値を生み出す」
説明にはいたっていない。
パンは、消費したら無価値になる。要するに、食べてしまったらそれでおしまいだ。マフラーも、使えば使うほどその価値は下がる。では、なぜ労働力は消費すれば価値を生むのだろうか。
この手品、どうやら、もう一つ、タネが隠されているようだ。さすが、人間の英知の結晶である「資本主義」という手品、一筋縄ではいかないということか。
しかし、だからと言って挫折するわけにはいかない。そのもう一つのタネを明かさないことには、夜もおちおち眠れない。
これから先は、「剰余価値創造のメカニズム」を解き明かし、その「剰余価値」のおかげで資本家や社長が潤っている仕組みを解明していきたいところだが・・・
おかげさまで、全60回に渡って続けてきたこの経済エッセイ、多数の出版依頼をいただくまでになりました。また、しばらく、本業で多忙な日々が続きそうです。
ということで、一旦、ここで連載を休止させてください。
続きは、本でみなさまの前にお目見えするのか、時間ができたら、再び、ブログとして連載するのか、現時点では未定です。
ただ、どのような形であれ、資本主義という本来は義務教育で学ばなければならないこと、しかし、それを知られたら困る人々によって恣意的に隠蔽されているこの驚愕のメカニズムを、必ずや、余すところなく白日の元に晒します。
そのときをご期待ください。
大村あつし
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